危機管理業務部 主任研究員 大木 健司
福祉避難所とは、一次避難所(一般の避難所)では避難生活が困難な要配慮者などの生活を支援するため、市町村が必要に応じて保健福祉センターや民間の社会福祉施設などに開設する二次的な避難所のことです。
福祉避難所は、一般
更新情報
「災害関連死」の防止について
危機管理業務部 主任研究員 大木 健司
2016年4月の熊本地震では、多くの「災害関連死」が発生しました。
マスコミの報道等によりますと、熊本地震による災害関連死と認定された死者は、発生2年後の平成30年4月14日現在、212人と死者全体の約8割に及ん
本当に想定外でしたか、予想される大災害に備えていますか?
危機管理業務部 主任研究員 安藤 正一
平成30年も自然災害が多発しました。大きな災害を振り返ってみますと、6月に大阪府北部地震、7月には平成30年7月豪雨、9月には北海道胆振東部地震が発生しております。そして、今現在も、避難所生活を余儀なくされている方
初めての原子力防災(伝達手段の特徴)
危機管理業務部 危機管理二課長 松田 拓也
前回の記事「初めての原子力防災」そして「初めての原子力防災(情報伝達要領の確立)」では、原子力防災は情報提供が上手く出来るかが重要なポイントであり、適切な情報伝達方法を確立することが重要であるということを書き
「避難行動要支援者」の避難支援について
危機管理業務部 主任研究員 大木 健司
少し古い資料からの引用になりますが、内閣府防災担当の「避難行動要支援者の避難行動支援に関する取組」(平成25年8月)によると、「東日本大震災においては、被災地全体の死者数のうち65歳以上の高齢者の死者数は約6割で
みずる(MSEL)ゲーム型避難所訓練の紹介(その2)
危機管理業務部 主任研究員 比留間 治郎
前回(その1)は、皆さんに「みずる(MSEL)ゲーム型避難所訓練」の概要についてご紹介させていただきました。
多くの方から、なぜ平仮名の「みずる」という言葉を使ったのですか?という声が寄せられました。
MSE
避難勧告等に関するガイドラインの改定
危機管理業務部 主任研究員 福島 聡明
中央防災会議防災実行会議「平成30年7月豪雨による水害・土砂災害から避難に関するワーキンググループ」において、平成30年7月豪雨を教訓とし、避難対策の強化について検討され、平成30年12月に「平成30年7月豪雨を踏
放射線を「正しく恐れる」
危機管理業務部 主任研究員 岩澤 央夫
平成23年3月11日、東京電力福島第一原子力発電所は、東北地方太平洋沖地震とこれに伴う津波に被災し、極めて重大で広範囲に及ぼす原子力事故が発生しました。
この事故後、万が一、原子力施設で事故が発生し、原子
第3種放射線取扱主任者講習
危機管理業務部 主任研究員 岩澤 央夫
私は昨年度、某県の原子力防災基礎研修業務を担当することになりました。実習に使用するアルファ線、ベータ線及びガンマ線の線源が資機材に記載されており、その管理、取扱いに「放射線取扱主任者」の資格を有する者が必要となり、
みずる(MSEL)ゲーム型避難所訓練の紹介(その1)
危機管理業務部 主任研究員 比留間 治郎
本日は皆さんに「みずる(MSEL)ゲーム型避難所訓練」をご紹介します。
弊社はかねてから、区市町村や都道府県の行う避難所訓練の支援を行っているところですが、その訓練の形態は支援する地方自治体の環境や特性によって