危機管理業務部 研究員
 齋藤 芳

 3月下旬、内閣官房のインフルエンザ対策室で、厚生労働省が主体となり、「鳥インフルエンザの人体感染に係る対応訓練」が実施され、私も支援要員として参加してきました。インフルエンザの追加感染事例は今後ますます増える可能性が考えられ、また、いつこのような事態が日本国内に発生するかわからない中で、国がこのような対策訓練を行っていることを非常に心強く感じました。
 中国メディアは4月2日の時点で「江蘇省で鳥インフルエンザウイルスに感染した患者4人が新たに確認され、このうち45歳の女性は市場で家禽類の食肉処理の仕事をしていた」と発表し、4月8日現在でH7N9型ウイルス感染者は計21人になりましたが、そのうち6人が死亡しており、人がH7N9型ウイルスに感染して死亡した事例は今回が初めてのようです。
 私の担当回では毎回韓国語をテーマに記載しておりますが、日本のみならず、中国と陸続きの韓国ではこのような事態にもっと敏感になっていると思われることも踏まえ、今回は、この「鳥インフルエンザに関する韓国語」をとりあげてみようと思います。

 韓国語で単にインフルエンザは、「독감(トッカム)」と言います。また最近は、英語表記のまま「인플루엔자(インプルルエンジャ)」と言うことが多いです。

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 조류 인플루엔자
 チョリュ インプルルエンジャ(鳥類インフルエンザ)
 ※「새인플루엔자(セインフルルエンジャ)」とも言い、「새(セ)」は鳥を意味する韓国語の固有語
  です。

 なお、厚生労働省によれば、鳥インフルエンザに感染しないためには次のような注意が有効だとのことです。(以下、厚生労働省HPから引用)

1 野鳥からの感染防止
(1)衰弱又は死亡した野鳥又はその排泄物を見つけた場合は、直接触れないこと。
(2)もしも触れた場合には、速やかに手洗いやうがいをすること。
(3)特に、子供は興味から野鳥に近づくおそれがあるため、注意が必要
水鳥
2 海外での感染防止
  特に、鳥インフルエンザが流行している地域に行かれる方は注意が必要です。
(1)不用意に鳥類に近寄ったり触れたりしないこと(特に、家禽が飼育されている場所、生きた鳥を販
  売している場所や食用に鳥を解体している場所には立ち入らない)
(2)鳥の解体や調理をしない。もしも鳥を扱った場合には必ずよく手を洗う。
(3)十分に加熱された鳥肉、卵などを食べる。

皆さん、外から帰ったら必ず手洗い、うがいをしましょう。
 여러분, 밖에서 돌아가면 반드시 손을 씻고 양치질을 합시다.
 ヨロブン パッケソ トラガミョン パンドゥシ ソヌルシッコ ヤンチジルル ハプシダ
 ※韓国語でうがいは「양치질(ヤンチジル)」ですが、「가글(カグル)」とも言います。
  日本語でうがいをするときは「ガラガラ」、韓国語では가글가글(カグルガグル)」です。
  近い国だからなのか、やはり似ていますね。