危機管理業務部 危機管理一課長
 松並 栄治

 前回は、ハッシュタグ「#●●市災害」を付けて発信)による災害情報の収集等について記載しました。
 今回は、ハッシュタグによる指定外避難所・車中泊避難者の検索について記載してみたいと思います。

 ハッシュタグを使うメリットとしては、
‘韻犬海箸剖縮を持った人たちと情報共有できる。
他のユーザーがハッシュタグで検索することができる。
ハッシュタグから人々の関心事がわかる。

といった点などが挙げられます。
 この点を利用して、災害で電話が使えない時にTwitterで救助要請して助かったという事例もあります。Twitterで緊急救助を求めるときは、「#救助」のハッシュタグを使用するそうです。
 熊本地震では、指定された避難所以外の指定外避難所や車中泊避難者の掌握ができず、物資の供給に支障をきたしたという問題が生じました。
松並_No.23_熊本東町小避難所56 (2)
【 熊本地震時の避難所の様子 】

松並_No.23_車中泊
松並_No.23_車中泊
【 熊本地震時、避難所の外で車中泊する避難者 】

 このような指定外避難所や車中泊の人々を掌握するうえでも、ハッシュタグによる情報発信と検索が有効ではないかと考えます。
 避難者は、「#●●市避難」等とハッシュタグをつけたTwitter(避難している場所、氏名、人数、状態(物資の状態や健康状態等)や住所(詳しい位置情報(GPSデータなど)を付ける)を発信し、自治体側Twitterを検索して、指定外避難所や車中泊避難者の状況を掌握し、指定外避難所や車中泊避難者への物資供給や医療支援等の活動に役立てることができると思います。
 ただし、ハッシュタグによる情報発信には、自治体によるハッシュタグの付け方のルール化やその広報が必要になると思われ、また、自治体による情報の真偽の見極めが何より重要になるという点には注意が必要です。