危機管理業務部 主任研究員 丹羽 浩之 1 防災基本計画の改正 毎年4月末〜5月末頃に中央防災会議が開催され、防災基本計画の改正と当該年度の総合防災訓練大綱の決定が行われます。令年度の中央防災会議は、5月30日に開催されています。 そこで、防災基本
危機管理
初めての原子力防災(被ばくを少なく)
危機管理業務部 危機管理二課長 松田 拓也 原子力防災というと東日本大震災やチェルノブイリが連想され、個人の努力では対処のしようがないようなイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。しかし、原子力防災の基本的考え方を押さえておけば、個人でも対策を考え
初めての原子力防災(屋内退避)
危機管理業務部 危機管理二課長 松田 拓也 「シェイクアウト訓練」というのを聞いたことがあるでしょうか。新しい訓練のやり方として近年世界中で多く行われている訓練です。 これは地震発生時の最初に行う行動として「まず低く、頭を守り、動かない」という安全確保
国民保護訓練の企画(4)国民保護研修の手法
危機管理業務部 危機管理二課長 松田 拓也 国民保護に関する研修の方法として、各部局職員の能力向上を対象とした手法及び関係機関との役割を確認するための手法について紹介しました。 今回は市町村長及び各部局長クラスを対象とした研修の手法について紹介します。
国民保護訓練の企画(3)国民保護研修の手法
危機管理業務部 危機管理二課長 松田 拓也 国民保護措置を自治体職員に理解させるためには、国民保護研修会を企画すると良いでしょう。 様々な自治体で研修を行ってきましたが、国民保護研修は講義と実習(検討会)の2段階で構成すると、より理解が深まりやすいと感
「首都直下地震等による東京の被害想定」10年ぶりに見直し(その2)
危機管理業務部 主任研究員 福島 聡明 ※「「首都直下地震等による東京の被害想定」10年ぶりに見直し(その1)」のつづき。 「その1」は、2022年6月20日付の記事を参照ください。 【身の回りで起こり得る災害シナリオと被害の様相】 今回の被害想定では、生活
「首都直下地震等による東京の被害想定」10年ぶりに見直し(その1)
危機管理業務部 主任研究員 福島 聡明 東京都は、東日本大震災を踏まえ策定した「首都直下地震等による東京の被害想定(平成24年公表)」及び「南海トラフ巨大地震等による東京の被害想定(平成25年公表)」を10年ぶりに見直し、その結果を「首都直下地震等による
大地震への身近な備え
危機管理業務部 主任研究員 安藤 正一 令和4年3月16日真夜中、大きな揺れで目が覚めました。今回の地震の揺れは1回目よりも2回目のほうが大きく、やや長かったです。居間に行ってテレビを見ると、震源地は福島県沖で、福島県と宮城県では最大震度6強とのことでし
国民保護訓練の企画(2)国民保護研修の手法
危機管理業務部 危機管理二課長 松田 拓也 国民保護措置を自治体職員に理解させるためには、国民保護研修会を企画すると良いでしょう。 様々な自治体で研修を行ってきましたが、国民保護研修は講義と実習(検討会)の2段階で構成すると、より理解が深まりやすいと感
国民保護訓練の企画(1)国民保護研修の意義
危機管理業務部 危機管理二課長 松田 拓也 近年、台風や地震など、大規模な災害が増えてきたように感じます。 一方で、自治体は人為的な災害にどのように備えているでしょうか。 数年に一度発生する地震や毎年訪れる台風などの自然災害とは違い、戦争のような状態で