危機管理業務部 危機管理二課長 松田 拓也
近年、台風や地震など、大規模な災害が増えてきたように感じます。
一方で、自治体は人為的な災害にどのように備えているでしょうか。
数年に一度発生する地震や毎年訪れる台風などの自然災害とは違い、戦争のような状態
危機管理
初めての原子力防災(感染症対策)
危機管理業務部 危機管理二課長 松田 拓也
今般の新型コロナウィルスのような感染症の流行下において自然災害が発生した場合、避難所では、換気やパーティションの設置など3密(密閉、密集、密接)を避けるための工夫が求められています。政府や自治体でも感染症下に
陸上自衛隊の災害派遣部隊受入時の地方自治体の対応例のご紹介
危機管理業務部 主任研究員 井手 正
令和元年9月9日(月)早朝5時前、千葉市に上陸した台風第15号は、千葉県を中心に多数の住宅被害や倒木、電柱倒壊による長期停電等夥しい被害をもたらし、今でも記憶に鮮明に残っています。
その当時私は、鎌倉市役所危機管理
感染症の流行や大規模災害時における野外医療活動
危機管理業務部 危機管理一課長 松並 栄治
現在、新型肺炎(新型コロナウィルス感染症)の感染拡大による医療崩壊の懸念から、病院外に設置したテント内やドライブスルー型の検査等、医療に関する各種試みが実施されています。
今回の新型肺炎に限らず、大規模災害の
防災・危機管理教育について
危機管理業務部 主任研究員 須田 俊彦
令和元年度から、防災・危機管理教育の課目「防災訓練計画作成」を担任し、全国各地の駐屯地などで教育を実施した。
私も、定年退職の4か月前に、平成24年度後期防災・危機管理教育(H24.11.12〜12.7)を海上自衛隊下総基地で
防災4.0について
危機管理業務部 危機管理一課長 松並 栄治
皆さんは「防災4.0」という言葉を知っていますか。
過去の大災害とその後の取組を
①1959 年(昭和34 年)の伊勢湾台風:「防災1.0」
②1995 年(平 成7年)の阪神・淡路大震災:「防災2.0」
③2011 年(平成23 年)
住民の意識と防災対策
危機管理業務部 主任研究員 安藤 正一
令和元年も、我が国では各地で大きな自然災害に見舞われています。
まずは、被災された方々に、心よりお見舞い申しあげます。
そんな中で、「多摩川氾濫はやはり「人災」だ、忘れられた明治・大正・昭和の教訓」という記事を目に
「福祉避難所」について
危機管理業務部 主任研究員 大木 健司
福祉避難所とは、一次避難所(一般の避難所)では避難生活が困難な要配慮者などの生活を支援するため、市町村が必要に応じて保健福祉センターや民間の社会福祉施設などに開設する二次的な避難所のことです。
福祉避難所は、一般
受援計画の策定について考える
危機管理業務部 主任研究員椿山 巖
大規模災害時の被災自治体において、非常時優先業務を適切かつ迅速に遂行するためには、必要な資源を継続的に確保する必要があります。そのためには、応援を受けつつ、資源を適切に配分しなければならず、広域応援・受援計画が、非常に
ドクターヘリとドクターカー
危機管理業務部 危機管理一課長 松並 栄治
今回は、救急医療において、医者が救急現場に進出して患者を治療する手段としてのドクターヘリ、ドクターカー等についてご紹介します。
■ドクターヘリ
日本では、医師がヘリコプターに乗って患者の元へ駆けつける点を強調