代表取締役社長 山本 忠雄 政府や自治体においては、災害が発生した場合には、上司への報告や報道機関等への情報提供のために、被害状況やそれへの対応等が文書としてまとめられることがある。特に、地震等の大規模災害が発生し、災害対策本部を設置して対応した場合にお
地震
九都県市合同防災図上訓練を前に、改めて帰宅困難者対策を考えてみる!(その2)
危機管理業務部 主任研究員 前之園 敏雄 ※「九都県市合同防災図上訓練を前に、改めて帰宅困難者対策を考えてみる!(その1)」のつづき。 「その1」は、2013年9月4日付の記事を参照ください。 第2回は、「通勤者の備え」について見ていきます。 ②通勤者
九都県市合同防災図上訓練を前に、改めて帰宅困難者対策を考えてみる!(その1)
危機管理業務部 主任研究員 前之園 敏雄 【帰宅距離が20km以上の人は、全員「帰宅困難」→「帰宅困難者」】 (出展:千葉県ホームページ「帰宅困難者とは?」) 私は、所謂、俗称「千葉都民」で毎日、約40kmを通勤していますので、何ら疑うことなく「帰宅困難
東日本大震災で避難所生活を体験して…(その5)終
危機管理業務部 主任研究員 山之内 裕 ※「東日本大震災で避難所生活を体験して…(その4)」のつづき。 「その4」は、2013年4月8日付の記事を参照ください。 【 Back to Tokyo 】 避難所生活の3日目、朝5時前、天井の照明器が点灯しました。不意の点灯で
今、再び、危機管理の世界へ(介護現場からのUターン)
危機管理業務部 主任研究員 前之園 敏雄 平成23年3月11日、14時46分頃、突然の大きな揺れにグループホームのリビングで壁につかまりながら、『立たないで!大丈夫だから!』と認知症の入所者様に声をかけつつ、天井を見上げていたのを記憶しています。 地震
防災図上訓練における地図の有効活用等について
危機管理業務部 主任研究員 秋山 隆雄 弊社は、これまでに300件を超える自治体等の防災図上訓練等をご支援して参りましたが、私も入社以降、複数の自治体等の訓練支援に携わることができました。 東日本大震災という大規模震災が発生し、その後も各地で頻繁に地震
「防災の主流化」ってなぁに?
取締役(危機管理業務担当) 山本 忠雄 「防災の主流化」という言葉を目にした。私にとっては初めて見る言葉である。違和感を覚えたのでネットで検索してみた。 財団法人国土技術研究センターの河川政策グループ研究主幹の園田敏宏さんが、「JICE REPORT vol.22/2
東日本大震災で避難所生活を体験して…(その4)
危機管理業務部 主任研究員 山之内 裕 ※「東日本大震災で避難所生活を体験して…(その3)」のつづき。 「その3」は、2012年11月19日付の記事を参照ください。 【時の経過をひたすら待つ…】 避難所二日目のお昼に近隣の方々の心のこもった手作りの「お
東日本大震災で避難所生活を体験して…(その3)
危機管理業務部 主任研究員 山之内 裕 ※「東日本大震災で避難所生活を体験して…(その2)」のつづき。 「その2」は、2012年8月27日付の記事を参照ください。 【避難所の一夜】 近所の方の心のこもった塩おにぎりと一杯のカップ麺に感謝をしつつ、石油ス
ノーベル賞受賞の報道から気付かされた「危機管理の本質」
危機管理業務部 防災課長 岩崎 健次 最近の「危機管理」に関する多くの議論の中で、自分自身、新しい発見がありました。 発見のヒントは、先日のiPS細胞の開発でノーベル賞受賞を決めた山中教授の人柄、センスを表す「NHKのEテレ」の番組からです。 番組では