危機管理業務部 主任研究員
 秋山 隆雄

 先日、町内の防災会の集会に行ってきました。
 議題は、もうすぐ行われる予定である、町内会がいくつか集まって実施する市主催の総合防災訓練についてでした。
 防災会長から、当日の進行、どのような訓練メニューがあるのかなどの説明がありました。かなりヤル気があり、乗り気で楽しそうでした。
 訓練メニューには、一時(いっとき)避難所に集合してから、予定の避難所へ移動する「避難誘導訓練」から始まり、
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◆嵜罎出し訓練」
「救急救護訓練」
ぁ崚典だ瀏応急敷設訓練」
ァ崚擇里作り訓練」
Α屬れきの撤去訓練」
А崚櫺建物救出訓練」
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「軽可搬ポンプ訓練」
と、盛り沢山の訓練が計画されており、町内会としてはいくつかの訓練に参加するようになっていました。
 東日本大震災の影響もあり、防災意識が高まってきたということでしょう。大変良いことです。やはり、言うだけではダメ、色々と実践してみて初めて分かるものです。
避難誘導訓練
< 避難誘導訓練のイメージ >

 今日の集会に集まった防災委員は10数名で、どの訓練メニューに誰が参加するかなどが話し合われました。
 ちなみに、当日の町内会からの参加見積は30名を予定しているとのことでした。
 会長以下の役員は大変お元気ですが、ほとんどが高齢者で、あまり激しい運動や作業は「ちょっと無理しない方が」という方々です。
 防災委員は町内会で1年間の持ち回りで、この防災委員を中心に町内会の皆さんが様々な防災活動に参加するというのが前提です。町内会としても「町内会の方々にも参加をお願いする回覧をします。」とのことでした。
 当日は、見学者を含め、多くの方が参加していただけると良いのですが。どうでしょうか。

 さて、訓練メニューへの参加者選定は、皆さん遠慮がちなものの、人員が少ないため、結局、皆でいくつかのメニューを掛け持ちして参加することになりました。
 先程「防災意識が高まってきた」と言いましたが、たいてい集会に集まる防災委員はこのくらいの人数で、大体いつも見たことのある方達です。確か、年度初めにはもう少しいたはずですが、「お忙しい方は無理せずに」と言われた後は、参加人数が少なくなっていったような気がします。
 防災意識が高まりつつあると言われるものの、もしかして一番の問題は、「集まりが悪い(結局のところ、防災意識は低い?)ことなのでは?」とも思ってしまいます。
 「馬を水飲み場に連れて行くことはできるが、水を飲むのは馬次第。」というようなことを聞きますが、まずは、水飲み場につれて行かなくては水を飲みたくても飲めません。駆け足だって、まずは着替えることからです。つまり、最初の一歩が大事なのです。「町内の方々に防災訓練に参加して!」などといきなり言ってもなかなかそう上手くはいきません。なぜなら、皆さんそれぞれ色々とやる事があり、忙しいですから。
 町内会の皆さんには、回覧を見て、「ここは1回くらい行ってみるか」と思って、参加してくれれば幸いです。経験すれば知識が増え、さらに興味も増すと思います。いざという時に必ず何かの役に立つのかもしれませんから。
 その前に、まずは防災委員です。1年間、問題なく過ぎればお役御免かもしれませんが、一応地域の皆さんの代表なので、せめてその1年間はできるだけ集会などに参加しましょう。1年間に何回かそういうことに関わっても良いと思います。行きづらかったりすることもあるでしょうが、顔見知りになる程度でも良いと思います。まずは、そこからじゃないかと。まぁ、自分も全てに参加している訳ではないので、あまり大きな事は言えませんが・・・。(自分はちゃんとやっているという方、ごめんなさい。)

 以上、私の最初の投稿記事でした。