危機管理業務部 危機管理一課長
 松並 栄治


 災害発生時に自身や家族の命を守るため、また、新型コロナウイルス感染症対策に伴う不要不急の外出自粛による体力低下を改善するため、自宅から避難所等まで、身のまわりにどんな災害リスクがあり、どんな頼りになる施設等があるかを「さんぽ」しながら確認することを「防災さんぽ」といいます。
 「防災さんぽ」をする際に確認しておきたいことは、自宅から避難所等まで、非常時持ち出し袋など避難用品を持って歩き、かかった時間を確認します。(道路が冠水した際など、災害時は思った以上に時間がかかります)
 自宅から避難所等までの複数の経路を確認します。(道路の冠水や地震による亀裂、家屋等倒壊などによる道路の遮断が考えられます)
 デジカメやスマホ等で自宅から避難所等まで、平常時の経路を写真撮影しておきます。(道路が冠水した際、電柱やガードレールなど、目印があれば安全に移動できます)
 さっそく、我が家から避難所(子供達が通った小学校)までの見慣れた経路を防災さんぽすることにしました。
 【凡例:❶避難時にリスクとなりそうなもの、〆匈音に頼りになる施設等】

_罎家の前には広い畑があり、地震発生時には避難場所となる。
❶家の前の道路に駐車している車があり、道路が狭くなって車椅子等が通り難い。
低い柵があるが、地震で倒れそう。
❸道路のアスファルトにひび割れ
傾いたブロック塀があり地震により倒れそう。
 瓦屋根があり地震で落ちてきたら道路が通り難い。
歩道がない狭い道路で車椅子等が通り難い。
最寄りの薬局あり。
Ъ主防の倉庫、防災無線が設置されている。
災害用井戸あり。
電線が集中しており、垂れ下がると危ない。
かかりつけの病院と薬局がある。
消防水利あり。
道路沿いに消火器が設置されている。
消防水利あり。
ファミリープールにはいつも水を張ってある。
ドッグランは避難者のペットの避難所に使えそう。
位技、避難所である小学校に着きました。(防災無線がある。)

 普段歩きなれた経路でも、注意深く防災の視点で見れば、危なそうな所や頼りになる施設等がよく見えてくることが分かりました。
 皆さんも、災害発生に備えて、また運動不足を補うためにも「防災さんぽ」を実施してみてはいかがですか。
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