危機管理業務部 研究員
在原 真次
今回は「防災訓練参加」について紹介します。
近年、数々の災害の発生により、自治体や自治会主催の防災訓練が多くなっているようです。私の住んでいる所も、周辺自治体の防災訓練や自治会主催の防災講習会が盛んにおこなわれています。
自治体の行う防災訓練は、住民の防災意識を高めようと、なかなか面白いイベントとなっています。県や大きな市になると、発災から最後の関係者の整列までを、まるで自衛隊駐屯地祭の模擬戦のように行います。関係機関の活動状況がパノラマ的に見ることができます。
会場の一角には、参加した関係機関の車両等、装備や機材の展示ブースがあり、普段見ることのできない特殊な機器を見たり触ったりすることができます。
関係機関車両(なかなかレアな国土交通省対策本部車)
そして、関係機関や支援団体が、自分たちの活動を理解してもらうためのブースがあり、なんといっても広報用のお土産グッズをたくさんもらうことができます(´∀`*)テヘヘ
ロゴ入りのクリアケースから始まって、防寒アルミシート・折り畳み水タンク・手回し式充電ライトなどの防災グッズ、各種防災読本、賞味期限切れに近いけれど缶詰パンやレトルトご飯などの備蓄食料、両手いっぱいにもらえました(⌒∇⌒)
防災グッズ
自治会や地域防災組織が実施する防災訓練は、地域の避難所である小中学校の体育館等や、身近にある防災倉庫に備え付けてある防災備品を、見たり触ったり動かしたりすることができたり、防災用貯水槽から備付ポンプを使った消火訓練などをすることができます。
私はこのような訓練に参加するまで、防災貯水槽の場所など全然知りませんでした。最近の防災貯水槽は、地域コミュニティセンターなど自治体の施設を建設する際に併設することが多いようですし、地下に貯水する型が多いように見受けられるので普段から目にすることが無いようです。
避難所(中学校)備え付けの段ボールベッド 防災貯水槽を使った消火訓練
興味のある方は、ぜひ地元の防災訓練を見学してみてください。