危機管理業務部 主任研究員 須田 俊彦 私は弊社入社後、令和元年度から、防災・危機管理教育の課目「防災訓練計画作成」を担任し、全国各地の駐屯地などで教育を実施しました。 かく言う私も、定年退職の4か月前に、平成24年度後期防災・危機管理教育(H24.11.12〜
研修・訓練等
社会環境の変化と防災
危機管理業務部 主任研究員 廣塚 雅史 平成7年の阪神・淡路大震災を契機に、行政における消防力・防災力の強化と並行して、住民による自主防災組織の育成が防災行政の重要項目に据えられることとなりました。 各自治体においては、阪神・淡路大震災以降の大規模災害
「津波避難訓練」の重要性について
危機管理業務部 シニアアドバイザー 大地 教文 東日本大震災では、津波による被害が非常に多かったという印象を持っている方が多いと思います。 総務省消防庁が発表している東日本大震災の最新報(第156報、平成29年9月8日)における被害状況では、死者19,5
訓練・研修等の実施(参加)のススメ
危機管理業務部 主任研究員 福島 聡明 災害や防災・危機管理に関連した仕事に従事されている方の中には、吉村昭氏の「三陸海岸大津波」という本を読まれたことがある方も多いかと思います。この本は45年前の1970年に出版され、東日本大震災の後に再び関心が高まり
「避難所開設・運営訓練」について考える
危機管理業務部 副部長 大地 教文 防災訓練の一つに「避難所開設・運営訓練」があります。 災害発生時の「いざ避難所開設」という時のために大変重要な訓練であることは間違いありませんが、市区町村では、これまであまり実施されていないというのが現状かと思います
防災研修について考える(その4)終
代表取締役社長 山本 忠雄 ※「防災研修について考える(その3)」のつづき。 「その3」は、2014年12月1日付の記事を参照ください。 今回は、「自治体の防災体制整備の現状と課題」と「我が国の防災研修体制と課題」を踏まえた解決策の2つ目として、「防災
防災研修について考える(その3)
代表取締役社長 山本 忠雄 ※「防災研修について考える(その2)」のつづき。 「その2」は、2014年11月25日付の記事を参照ください。 前回は、「自治体の防災体制整備の現状と課題」と「我が国の防災研修体制と課題」について述べました。 その解決策と
防災研修について考える(その2)
代表取締役社長 山本 忠雄 ※「防災研修について考える(その1)」のつづき。 「その1」は、2014年11月17日付の記事を参照ください。 前回は、「自治体の防災体制整備の現状認識」から始め、「東日本大震災の教訓と今後の防災体制整備の在り方」までについ
防災研修について考える(その1)
代表取締役社長 山本 忠雄 今回は、「防災研修について考える」というテーマで、自治体における職員に対する防災研修の意義と必要性、さらには、防災体制の整備を円滑に進めるためには図上訓練を実施することが重要であるということについて、3回に分けて考えを述べてい
「シェイクアウト訓練」の必要性
危機管理業務部 副部長 大地 教文 具体的なデータは把握していませんが、東日本大震災では、地震の発生に伴い多くの人が死傷していますが、発震時の対応如何により、その被害の程度が軽減できたケースが沢山あると思います。 そして、平成25年も大きな地震はありま