危機管理業務部 副部長 大地 教文 2014年4月16日(水曜日)午前8時55分頃、仁川港から済州島に向かっていた、乗客・乗員476名を乗せた韓国の旅客船セウォル号が遭難信号を発信し、大韓民国屏風島沖において転覆し、沈没しました。 < 旅客船のイメージ写
事件・事故等
韓国旅客船沈没事故からみる危機管理
危機管理業務部 主任研究員 松田 拓也 5月のゴールデンウィークも終わり、ほとんどの皆さんが仕事に復帰したことかと思います。まだ休みボケした頭をたたき起こしている方もおられるのではないでしょうか。 連休中には、弊社の本社がある東京都千代田区で震度5弱を
他人に任せる存在(傍観者効果について)
マンスフィールド研修員 米空軍 パスリー少佐 今回は、マンスフィールド研修のため弊社に研修に来られた、米空軍パスリー少佐が投稿された記事をご紹介いたします。 【マンスフィールド研修】 本研修は、米国の連邦法であるマイク・マンスフィールド・フェローシップ
文明の発達と危機
危機管理業務部 副部長 大地 教文 文明の発達に伴って、世の中はどんどん便利になっています。 江戸時代の乗り物のスピードは、最も速い「馬」でもその速度は40km/h程度(現代の競走馬で60〜70km/h)、普通は、自分の足で歩いて移動をしていたと思いま
日航機墜落現場である御巣鷹山への慰霊登山
危機管理業務部 主任研究員 高橋 静 私は、60歳を迎えた年の2010年9月4日、長年の思いを果たすため、群馬県上野村に行き、慰霊の園にある慰霊塔を訪れ、日航機墜落現場である御巣鷹の尾根への慰霊登山を行いました。 この慰霊登山は、8月12日に行いたかっ
「高速ツアーバス事故」に見る危機管理
危機管理業務部 防災課長 岩崎 健次 今年の大型連休も終わりました。真ん中の平日2日間を休めばトータル9日間の久々の長い連休でした。終わってしまえば「お疲れ様」ということですが、その間危ない目にあって肝を冷やされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
地下鉄の人身事故から災害対応の「目標」の重要性を考える
危機管理業務部長 山本 忠雄 私は、職場である東京都千代田区(東京メトロ半蔵門線:半蔵門駅)まで地下鉄を利用して通勤しています。 最近、人身事故による電車の遅れに2度遭遇しました。2度とも、家を出る前にテレビで「人身事故で運転が止まっている。」ことを知