危機管理業務部 危機管理一課長 松並 栄治 前回は、ハッシュタグ「#●●市災害」を付けて発信)による災害情報の収集等について記載しました。 今回は、ハッシュタグによる指定外避難所・車中泊避難者の検索について記載してみたいと思います。 ハッシュタグを使う
地震
ハッシュタグによる災害情報収集の有効性
危機管理業務部 危機管理一課長 松並 栄治 近年、スマートフォンやタブレット端末等の爆発的な普及に伴い、Facebook、Twitter、LINE、InstagramなどのSNSの利用がもはや当たり前と言っていいほど広まっています。企業や国などにおいても、様々な分野でSNSを利用し
地震など、自然災害への備えは大丈夫ですか?
危機管理業務部 主任研究員 安藤 正一 以前、読売新聞朝刊の「気になる値」という欄で、「家庭での防災対策費」という記事が掲載されているのを目にしました。 その概要はというと、「住友生命が2017年12月に、全国の男女1,000人を対象に行った防災に関す
津波の高さをイメージしておくことの重要性
危機管理業務部 危機管理一課長 松並 栄治 東日本大震災において、大津波により甚大な被害が発生したのは記憶に新しいところです。西日本においても、南海トラフ巨大地震の発生が予期され、ハード面・ソフト面の対策がなされていますが、東日本大震災において言われた「
「上水道の日」から、水道の災害対策に触れる
危機管理業務部 主任研究員 福島 聡明 皆さんは、「10月17日は上水道の日」ということをご存知でしたか? 1887年(明治20年)10月17日に、横浜の市街地へ日本初の近代的上水道による給水が開始されたことが由来のようです。 英国の工兵少将(土木技
災害大国日本で生き延びるために
危機管理業務部 研究員 安藤 正一 今年の5月中旬に「津波はまた来る」というドキュメンタリー番組が放映されていました。この番組によると、約21,000人の犠牲者を出した1896年の明治三陸津波以降、我が国では100名以上の死者・行方不明者を出した津波が平
津波情報伝達の視覚的手段「オレンジフラッグ」
危機管理業務部 危機管理一課長 松並 栄治 海では何色が一番目立つか、何色の服を着ていれば発見され易いか、ということを考えたことがあります。海におけるエマージェンシーカラーは、海難事故で遭難者を捜す際に、海の青色の補色であるオレンジが一番発見されやすいこ
「緊急輸送道路」について考える
危機管理業務部 主任研究員 陣内 紀匡 車を運転する人はもちろんの事、殆どの人がこの「緊急輸送道路」と言われているものがどういうものか、あるいは、この言葉を一度は耳にしたことがあるかと思います。 今回は、この「緊急輸送道路」について考えてみたいと思います
「失われた島」の伝説から「想定外」について考える
危機管理業務部 主任研究員 松並 栄治 以前、大分県総合防災訓練(図上訓練)の支援業務を担当したのですが、主務として訓練の計画を作成するにあたり、大分県の事をよく知っておく必要があるため、インターネット等で大分県に関する様々な情報を収集しました。 その
「地下鉄の被害想定」について考える
危機管理業務部 主任研究員 松並 栄治 平成28年3月11日(金)の午後2時46分、「東京都内の地下鉄において地震が発生した」という想定の防災訓練に遭遇しました。 訓練自体は、走行中の地下鉄が一斉に停車するというものでしたが、その時、『もしも地下鉄の中