危機管理業務部 主任研究員 椿山 巖 令和元年東日本台風と命名された昨年10月の台風19号は、関東地方や甲信地方、東北地方で記録的な大雨を降らせ、13都県において死者・行方不明者が発生しました。この台風は、自治体の災害対応、特に災害時における犠牲者の氏名
死者・負傷者・行方不明者
ドクターヘリとドクターカー
危機管理業務部 危機管理一課長 松並 栄治 今回は、救急医療において、医者が救急現場に進出して患者を治療する手段としてのドクターヘリ、ドクターカー等についてご紹介します。 ■ドクターヘリ 日本では、医師がヘリコプターに乗って患者の元へ駆けつける点を強調
行方不明者捜索の頼もしい味方「災害救助犬」
危機管理業務部 危機管理一課長 松並 栄治 災害により行方不明者が発生した際に、その行方不明者を鋭い嗅覚を使って捜索する犬のことを災害救助犬(レスキュードッグ)と言います。 【 災害時に行方不明者を捜索する災害救助犬(※イメージ) 】 その始まりは、山
「津波避難訓練」の重要性について
危機管理業務部 シニアアドバイザー 大地 教文 東日本大震災では、津波による被害が非常に多かったという印象を持っている方が多いと思います。 総務省消防庁が発表している東日本大震災の最新報(第156報、平成29年9月8日)における被害状況では、死者19,5
災害時における無人航空機ドローンの活用
危機管理業務部 危機管理一課長 松並 栄治 現在、災害が発生した際に無人航空機ドローンを活用しようという動きが各自治体等で進められています。今回は、「災害時にドローンをどのように活用するのか」について取りまとめてみたいと思います。 【 災害発生時の活用が
災害大国日本で生き延びるために
危機管理業務部 研究員 安藤 正一 今年の5月中旬に「津波はまた来る」というドキュメンタリー番組が放映されていました。この番組によると、約21,000人の犠牲者を出した1896年の明治三陸津波以降、我が国では100名以上の死者・行方不明者を出した津波が平
「平成28年熊本地震」現地調査レポート〜被災地で「備え」について考えたこと〜(その5)
代表取締役社長 山本 忠雄 ※「「平成28年熊本地震」現地調査レポート〜被災地で「備え」について考えたこと〜(その4)」 のつづき。「その4」は、2016年9月12日付の記事を参照ください。 平成28年4月25日(月) 08:10頃 南阿蘇村河湯
「平成28年熊本地震」現地調査レポート〜被災地で「備え」について考えたこと〜(その4)
代表取締役社長 山本 忠雄 ※「「平成28年熊本地震」現地調査レポート〜被災地で「備え」について考えたこと〜(その3)」 のつづき。「その3」は、2016年9月5日付の記事を参照ください。 17:30頃 益城町下小谷 東町小学校でそれまで案内をしてく
災害医療について考える(その1)
危機管理業務部 研究員 山之内 正和 平成26年度に私が担当させていただいた業務のうち、南海トラフ地震が発生した場合に甚大な被害が予想される地域での「広域医療搬送訓練」の実施に係る業務をご支援する機会がありました。 訓練は、県、当該地域の市町、医療機関
新米パパによる我が家の危機管理 〜第2回 室内の安全確保〜
危機管理業務部 主任研究員 松田 拓也 ※「新米パパによる我が家の危機管理 〜第1回 建物の耐震性の確認〜」のつづき。 「第1回」は、2012年6月11日付の記事を参照ください。 9月1日は「防災の日」でした。防災の日とは、関東大震災の経験を踏まえ「政