危機管理業務部 主任研究員 坂上 栄一 地震・津波・台風による災害時、ライフラインの途絶がニュースとなっています。 ライフラインの中でも電気に対する対応に自動車を使う対応策が有ります。電気自動車というと日産リーフが良く挙げられています。 この日産リー
災害
宇宙と災害
危機管理業務部 主任研究員 松並 栄治 1 はじめに 令和3年度に宇宙システムに係る業務に携わり、災害対応に人工衛星がどのように係わっているかということが知りたくなり、災害発生予測や情報収集・共有への人工衛星の係わりについて、その基本的事項をここに紹介す
災害から生まれる流言・飛語について!
危機管理業務部 主任研究員 坂上 栄一 いつの時代も災害が発生すると、必ず流言・飛語が発生し、ゆっくりと時にはあっという間に庶民に伝わっていきます。この流言・飛語は、最悪の状況では、殺人事件へと発展していきます。歴史をみると、悲劇的な事件を見ることがあり
東日本大震災から10年を経過して
危機管理業務部 主任研究員 須田 俊彦 東日本大震災が発生した2011年(平成23年)3月11日、私は仙台駐屯地に勤務していました。約3分以上の長く猛烈な揺れの中、2階の執務室から命からがらグランドに避難しました。目の前でガラスが割れ、庁舎の柱は損傷して
陸上自衛隊の災害派遣部隊受入時の地方自治体の対応例のご紹介
危機管理業務部 主任研究員 井手 正 令和元年9月9日(月)早朝5時前、千葉市に上陸した台風第15号は、千葉県を中心に多数の住宅被害や倒木、電柱倒壊による長期停電等夥しい被害をもたらし、今でも記憶に鮮明に残っています。 その当時私は、鎌倉市役所危機管理
社会環境の変化と防災
危機管理業務部 主任研究員 廣塚 雅史 平成7年の阪神・淡路大震災を契機に、行政における消防力・防災力の強化と並行して、住民による自主防災組織の育成が防災行政の重要項目に据えられることとなりました。 各自治体においては、阪神・淡路大震災以降の大規模災害
「体験型防災センター」が面白い!
危機管理業務部 研究員 在原 真次 私事ですが、趣味でよく博物館や動物園を巡っています。昨今の博物館などは、難しい事柄をただ展示しているだけでなく、「体験型」を重視しているように感じます。 少し古い事例ですと、旭川動物園の行動展示、しながわ水族館のトン
災害時における無人航空機ドローンの活用
危機管理業務部 危機管理一課長 松並 栄治 現在、災害が発生した際に無人航空機ドローンを活用しようという動きが各自治体等で進められています。今回は、「災害時にドローンをどのように活用するのか」について取りまとめてみたいと思います。 【 災害発生時の活用が
災害時における船舶による医療活動と被災者支援
危機管理業務部 危機管理一課長 松並 栄治 皆さんは、「災害時多目的船」というものをご存じですか? 災害時多目的船とは、大規模災害発生時に、医療活動や行方不明者の捜索・救助、人員・物資の輸送、被災者の支援(給食・給水、入浴)等に活用することができる多目
「緊急輸送道路」について考える
危機管理業務部 主任研究員 陣内 紀匡 車を運転する人はもちろんの事、殆どの人がこの「緊急輸送道路」と言われているものがどういうものか、あるいは、この言葉を一度は耳にしたことがあるかと思います。 今回は、この「緊急輸送道路」について考えてみたいと思います