危機管理業務部 危機管理一課長 松並 栄治 前回は、ハッシュタグ「#●●市災害」を付けて発信)による災害情報の収集等について記載しました。 今回は、ハッシュタグによる指定外避難所・車中泊避難者の検索について記載してみたいと思います。 ハッシュタグを使う
災害対応
ハッシュタグによる災害情報収集の有効性
危機管理業務部 危機管理一課長 松並 栄治 近年、スマートフォンやタブレット端末等の爆発的な普及に伴い、Facebook、Twitter、LINE、InstagramなどのSNSの利用がもはや当たり前と言っていいほど広まっています。企業や国などにおいても、様々な分野でSNSを利用し
出版書籍「自治体における防災体制整備のノウハウ」のご紹介
企画総務部 この度、弊社が執筆した書籍「自治体における防災体制整備のノウハウ」が出版されました。 本書は、2014年の出版後、多くの自治体等の防災・危機管理担当者の皆様からご好評をいただいていた書籍「大規模災害を迎え撃つために〜自治体における防災体制整
沿岸部の空港は津波に脆弱!?
危機管理業務部 危機管理一課長 松並 栄治 最近、南海トラフ巨大地震が発生した場合の自治体の訓練を支援する機会が増え、南に向かう旅客機に乗ることが多くなりました。 昨年度は、高知県、宮崎県、大分県、福岡県、沖縄県へ行く機会があり、羽田空港を離陸して各空
津波の高さをイメージしておくことの重要性
危機管理業務部 危機管理一課長 松並 栄治 東日本大震災において、大津波により甚大な被害が発生したのは記憶に新しいところです。西日本においても、南海トラフ巨大地震の発生が予期され、ハード面・ソフト面の対策がなされていますが、東日本大震災において言われた「
「上水道の日」から、水道の災害対策に触れる
危機管理業務部 主任研究員 福島 聡明 皆さんは、「10月17日は上水道の日」ということをご存知でしたか? 1887年(明治20年)10月17日に、横浜の市街地へ日本初の近代的上水道による給水が開始されたことが由来のようです。 英国の工兵少将(土木技
災害時における無人航空機ドローンの活用
危機管理業務部 危機管理一課長 松並 栄治 現在、災害が発生した際に無人航空機ドローンを活用しようという動きが各自治体等で進められています。今回は、「災害時にドローンをどのように活用するのか」について取りまとめてみたいと思います。 【 災害発生時の活用が
災害時における「標準化(ICS)」について
危機管理業務部 研究員 坂上 栄一 これまで自治体等の災害対策本部運営図上訓練を支援し、また、その訓練計画を作成していく中で、自治体が作成する地域防災計画における災害時の対策本部の編成が、自治体毎にそれぞれ異なっている(例えば、名称が異なる、本部内に連な
津波情報伝達の視覚的手段「オレンジフラッグ」
危機管理業務部 危機管理一課長 松並 栄治 海では何色が一番目立つか、何色の服を着ていれば発見され易いか、ということを考えたことがあります。海におけるエマージェンシーカラーは、海難事故で遭難者を捜す際に、海の青色の補色であるオレンジが一番発見されやすいこ
柏崎刈羽原子力発電所を見学して感じたこと
危機管理業務部長 澤野 一雄 2018(平成30)年3月下旬、柏崎刈羽原子力発電所と発電所周辺地域の避難所や特別養護老人ホームなどを見学する機会がありました。 今回は、その時に感じたことなどを記載したいと思います。 【 新潟県の柏崎市と刈羽村にまたがっ