危機管理業務部 主任研究員 坂上 栄一 令和元年台風により千葉県では思わぬ被害となりました。電柱は元より倒木による電線被害は、千葉県のほぼ全域で長期の停電を余儀なくされました。その中で千葉市の美浜区は停電被害を受けることはありませんでした。実は、10年
被害
「上水道の日」から、水道の災害対策に触れる
危機管理業務部 主任研究員 福島 聡明 皆さんは、「10月17日は上水道の日」ということをご存知でしたか? 1887年(明治20年)10月17日に、横浜の市街地へ日本初の近代的上水道による給水が開始されたことが由来のようです。 英国の工兵少将(土木技
「平成28年熊本地震」現地調査レポート〜被災地で「備え」について考えたこと〜(その4)
代表取締役社長 山本 忠雄 ※「「平成28年熊本地震」現地調査レポート〜被災地で「備え」について考えたこと〜(その3)」 のつづき。「その3」は、2016年9月5日付の記事を参照ください。 17:30頃 益城町下小谷 東町小学校でそれまで案内をしてく
サッカー・ワールドカップでの邦人の犯罪被害等から、海外渡航時の危機管理について考える(その2)
危機管理業務部 主任研究員 福島 聡明 ※「サッカー・ワールドカップでの邦人の犯罪被害等から、海外渡航時の危機管理について考える(その1)」 のつづき。 「その1」は、2014年7月22日付の記事を参照ください。 皆さんご承知のように、近年、海外への
サッカー・ワールドカップでの邦人の犯罪被害等から、海外渡航時の危機管理について考える(その1)
危機管理業務部 主任研究員 福島 聡明 「2014FIFAワールドカップ ブラジル大会」は、ドイツの24年ぶり4度目(1990年の旧東西ドイツ統一後では初)の優勝で幕を閉じました。日本は、残念ながら1次リーグで敗退してしまいましたが、オリンピックと並び、
災害時の「トリアージ」を成功させるために
危機管理業務部 防災課長 岩崎 健次 【「トリアージ」の意義と責任】 トリアージ(仏:triage)とは、大規模な災害等に伴う多くの被害者の発生に際し、対応すべき人員、物資などの資源が通常時の規模では対応しきれない事態に陥った時に、最善の結果をうるために被害者
文明の発達と危機
危機管理業務部 副部長 大地 教文 文明の発達に伴って、世の中はどんどん便利になっています。 江戸時代の乗り物のスピードは、最も速い「馬」でもその速度は40km/h程度(現代の競走馬で60〜70km/h)、普通は、自分の足で歩いて移動をしていたと思いま
住民避難シリーズNo.2「首都圏で予想される大洪水」
危機管理業務部 主任研究員 椿山 巖 ※「住民避難シリーズNo.1」のつづき。 「No.1」は、2014年3月28日付の記事を参照ください。 災害時において「住民避難」は、とても重要なテーマの1つです。「いかに住民を避難させるか」は、「いかに被害を軽減する
住民避難シリーズNo.1「首都圏で予想される大洪水」
危機管理業務部 主任研究員 椿山 巖 災害時において「住民避難」は、とても重要なテーマの1つです。「いかに住民を避難させるか」は、「いかに被害を軽減するか」に大きく関係しています。 私の担当回では、「住民避難」を基本にして、防災関係機関等の資料を参考に