危機管理業務部 主任研究員 福島 聡明 ※「「首都直下地震等による東京の被害想定」10年ぶりに見直し(その1)」のつづき。 「その1」は、2022年6月20日付の記事を参照ください。 【身の回りで起こり得る災害シナリオと被害の様相】 今回の被害想定では、生活
被害想定
「首都直下地震等による東京の被害想定」10年ぶりに見直し(その1)
危機管理業務部 主任研究員 福島 聡明 東京都は、東日本大震災を踏まえ策定した「首都直下地震等による東京の被害想定(平成24年公表)」及び「南海トラフ巨大地震等による東京の被害想定(平成25年公表)」を10年ぶりに見直し、その結果を「首都直下地震等による
広域避難について考える
危機管理業務部 主任研究員 椿山 巖 令和元年東日本台風と命名された昨年10月の台風19号は、関東地方や甲信地方、東北地方で記録的な大雨を降らせ、国管理河川で12箇所、県管理河川で128箇所の堤防決壊が発生(令和2年1月現在)しました。この台風は、自治体
住民の意識と防災対策
危機管理業務部 主任研究員 安藤 正一 令和元年も、我が国では各地で大きな自然災害に見舞われています。まずは、被災された方々に、心よりお見舞い申しあげます。 そんな中で、「多摩川氾濫はやはり「人災」だ、忘れられた明治・大正・昭和の教訓」という記事を目に
津波の高さをイメージしておくことの重要性
危機管理業務部 危機管理一課長 松並 栄治 東日本大震災において、大津波により甚大な被害が発生したのは記憶に新しいところです。西日本においても、南海トラフ巨大地震の発生が予期され、ハード面・ソフト面の対策がなされていますが、東日本大震災において言われた「
「まず心に思うこと」の重要性
危機管理業務部 主任研究員 福島 聡明 稲盛和夫氏の「生き方」という本の中で印象に残る話をご紹介させていただきます。 この本はこれまでに何回も繰り返し読んでいますが、その度に何かしらの示唆を得ることができ、単純に言えば、読む度に「正しく生きよう!」と思
南海トラフ巨大地震の被害想定、発表!!
危機管理業務部 主任研究員 大地 教文 平成24年8月29日、内閣府から南海トラフの巨大地震による津波高・浸水域等(第二次報告)及び被害想定(第一次報告)が公表されました。 < 南海トラフ巨大地震による震度分布図 > 内閣府「南海トラフの巨大地震による津波
「首都直下地震等による東京の被害想定」について
危機管理業務部 主任研究員 福島 聡明 東京都は、東日本大震災を踏まえ、平成18年5月に公表した「首都直下地震による東京の被害想定」を全面的に見直すため、東京都防災会議の地震部会において検討を進め、その結果を「首都直下地震等による東京の被害想定」報告書と
東日本大震災の特徴から防災体制の整備を考える(その3)−地震、津波、原子力の複合災害となったこと
危機管理業務部 部長 山本 忠雄 ※「東日本大震災の特徴から防災体制の整備を考える(その2)」のつづき。 「その2」は、2011年8月29日付の記事を参照ください。 私が東日本大震災の特徴の2番目に挙げたのは、「地震、津波、原子力の複合災害となったこと
東日本大震災の特徴から防災体制の整備を考える(その2)−想定外に備える
危機管理業務部 部長 山本 忠雄 ※「東日本大震災の特徴から防災体制の整備を考える(その1)」のつづき。 「その1」は、2011年8月1日付の記事を参照ください。 東日本大震災の特徴の1番目に、「地震や津波による被害の規模が想定をはるかに超える大きなも