危機管理業務部 主任研究員 井手 正 私は、令和6年3月、神戸市で行われた国民保護共同実動訓練をご支援する機会に恵まれた際、被害者役としてボランティア参加された障がい者や外国人の方々の生の声(アンケートによる)を聴く機会を得ることができ、参考になること
計画・マニュアル
災害防災に必要な「3」という数字とは・・・
危機管理業務部 主任研究員 坂上 栄一 『3』という数字、生活のいろいろな場面に出会います。特に意識もせず、自然に受け入れている妙な感じの数字ですね。最初に東京タワーの秘密をお教えしましょう。 『東京タワーは、昭和33年完成、高さ333m、総工費約30
コロナ禍における分散避難について
危機管理業務部 主任研究員 大木 健司 2020年1月15日、日本国内で最初に感染者が確認された時は、他人事であった「新型コロナウイルス感染症」も、約3か月後の4月7日には、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく最初の「緊急事態宣言」が発令されるほど
出版書籍「防災・危機管理研修・訓練のノウハウ」のご紹介
企画総務部 この度、弊社が執筆した書籍「防災・危機管理研修・訓練のノウハウ」が出版されました。 本書は、自治体職員や地域のリーダーを主な対象として、研修・訓練の企画・運営のやり方や研修・訓練の計画等について一例を示し、自治体や自主防災組織等が自前で研修
防災ハンドブックが面白い!
危機管理業務部 研究員 在原 真次 いざ大災害が起こった場合、色々な場面や状況に対して、皆さんはどのように行動しますか。 防災を専門とする方や、日ごろから防災に関心のある方はそれなりに心構えや防災用品の準備をしていると思いますが、大多数の方々は日ごろから
初めての原子力防災(伝達手段の特徴)
危機管理業務部 危機管理二課長 松田 拓也 前回の記事「初めての原子力防災」そして「初めての原子力防災(情報伝達要領の確立)」では、原子力防災は情報提供が上手く出来るかが重要なポイントであり、適切な情報伝達方法を確立することが重要であるということを書き
出版書籍「自治体における防災体制整備のノウハウ」のご紹介
企画総務部 この度、弊社が執筆した書籍「自治体における防災体制整備のノウハウ」が出版されました。 本書は、2014年の出版後、多くの自治体等の防災・危機管理担当者の皆様からご好評をいただいていた書籍「大規模災害を迎え撃つために〜自治体における防災体制整
災害時における「標準化(ICS)」について
危機管理業務部 研究員 坂上 栄一 これまで自治体等の災害対策本部運営図上訓練を支援し、また、その訓練計画を作成していく中で、自治体が作成する地域防災計画における災害時の対策本部の編成が、自治体毎にそれぞれ異なっている(例えば、名称が異なる、本部内に連な
「タイムライン(防災行動計画)」について考える(その2)
危機管理業務部 主任研究員 福島 聡明 ※「「タイムライン(防災行動計画)」について考える(その1)」のつづき。 「その1」は、2018年7月30日付の記事を参照ください。 前回は、「タイムラインの概要等」についてご紹介しました。 タイムラインは、災害
「タイムライン(防災行動計画)」について考える(その1)
危機管理業務部 主任研究員 福島 聡明 皆さんは、「タイムライン」という言葉を一度は耳にしたことがあるかと思います。 近年、ゲリラ豪雨に代表されるように、雨の降り方ひとつをとってみても、局地的かつ集中的な状況が起こることも珍しくなく、また、ひとたび災害