危機管理業務部 部長 山本 忠雄 自治体(行政)が災害対応を適時適切に行うためには、「想像力」と「構想力」が必要であると思う。 想像力とは、どのようなことが起こるか、すなわち、どの程度の被害が発生し、住民の生活や社会全体の状況がどのようになり、住民の生
計画・マニュアル
新米パパによる我が家の危機管理 〜第1回 建物の耐震性の確認〜
危機管理業務部 主任研究員 松田 拓也 私事ですが、今年の4月に第一子となる娘が生まれました。 娘が生まれてしばらくは、妻と娘は妻の実家に帰っていたのですが、先日我が家に戻ってきたので、今は妻と娘と3人暮らしをしています。夜泣きによる睡眠不足に悩まされ
「首都直下地震等による東京の被害想定」について
危機管理業務部 主任研究員 福島 聡明 東京都は、東日本大震災を踏まえ、平成18年5月に公表した「首都直下地震による東京の被害想定」を全面的に見直すため、東京都防災会議の地震部会において検討を進め、その結果を「首都直下地震等による東京の被害想定」報告書と
東日本大震災の特徴から防災体制の整備を考える(その6)−被災地からの住民避難が全国的な広がりで実施されていること 終
危機管理業務部長 山本 忠雄 ※「東日本大震災の特徴から防災体制の整備を考える(その5)」のつづき。 「その5」は、2011年10月17日付の記事を参照ください。 東日本大震大震災が発生してから早くも1年余りになりました。 東日本大震災は想定外の大地
出版書籍「覚悟の対策本部活動、そして体制整備」のご紹介
企画総務部 弊社特任参与である佐藤喜久二が執筆した書籍「覚悟の対策本部活動、そして体制整備」をご紹介致します。 本書は、東日本大震災のような「想定外」と言われる不測の災害に対しても、ゆるぎなく組織としての応急対策活動を行うための「手引書」として執筆され
東日本大震災の特徴から防災体制の整備を考える(その5)−応援部隊のみならず、全国の自治体職員、ライフライン関係事業者、海外からの支援等が大規模に実施されていること
危機管理業務部長 山本 忠雄 ※「東日本大震災の特徴から防災体制の整備を考える(その4)」のつづき。 「その4」は、2011年10月11日付の記事を参照ください。 (毎回同じ書き出しで恐縮ですが、)私が東日本大震災の特徴の4番目に挙げたのは、「警察、消
東日本大震災の特徴から防災体制の整備を考える(その4)−職員や施設の被害及びライフラインの障害等により被災自治体の行政機能が不全に陥ったこと
危機管理業務部 部長 山本 忠雄 ※「東日本大震災の特徴から防災体制の整備を考える(その3)」のつづき。 「その3」は、2011年9月12日付の記事を参照ください。 私が東日本大震災の特徴の3番目に挙げたのは、「職員や施設の被害及びライフラインの障害等
「学校に求められる危機管理」を考える
危機管理業務部 主任研究員 福島 聡明 これまで、東日本大震災時における保育園での津波避難に関する記事をご紹介し、「避難訓練の重要性」や「実際的・実践的な避難訓練の在り方」について触れました。 今回は、宮城県の小学校における津波避難の実例(記事)をご紹
東日本大震災の特徴から防災体制の整備を考える(その3)−地震、津波、原子力の複合災害となったこと
危機管理業務部 部長 山本 忠雄 ※「東日本大震災の特徴から防災体制の整備を考える(その2)」のつづき。 「その2」は、2011年8月29日付の記事を参照ください。 私が東日本大震災の特徴の2番目に挙げたのは、「地震、津波、原子力の複合災害となったこと
「実際的・実践的な避難訓練の在り方」を考える
危機管理業務部 主任研究員 福島 聡明 2011年5月24日付のブログで、「保育中の園児死亡ゼロ:犠牲者ゼロの奇跡」という宮城県のある保育園での津波避難に関する記事をご紹介し、避難訓練の重要性について触れました。 震災から3カ月後の6月下旬になって初め