危機管理業務部 危機管理二課長 松田 拓也 「シェイクアウト訓練」というのを聞いたことがあるでしょうか。新しい訓練のやり方として近年世界中で多く行われている訓練です。 これは地震発生時の最初に行う行動として「まず低く、頭を守り、動かない」という安全確保
訓練
「首都直下地震等による東京の被害想定」10年ぶりに見直し(その2)
危機管理業務部 主任研究員 福島 聡明 ※「「首都直下地震等による東京の被害想定」10年ぶりに見直し(その1)」のつづき。 「その1」は、2022年6月20日付の記事を参照ください。 【身の回りで起こり得る災害シナリオと被害の様相】 今回の被害想定では、生活
「首都直下地震等による東京の被害想定」10年ぶりに見直し(その1)
危機管理業務部 主任研究員 福島 聡明 東京都は、東日本大震災を踏まえ策定した「首都直下地震等による東京の被害想定(平成24年公表)」及び「南海トラフ巨大地震等による東京の被害想定(平成25年公表)」を10年ぶりに見直し、その結果を「首都直下地震等による
出版書籍「防災・危機管理研修・訓練のノウハウ」のご紹介
企画総務部 この度、弊社が執筆した書籍「防災・危機管理研修・訓練のノウハウ」が出版されました。 本書は、自治体職員や地域のリーダーを主な対象として、研修・訓練の企画・運営のやり方や研修・訓練の計画等について一例を示し、自治体や自主防災組織等が自前で研修
防災・危機管理教育について
危機管理業務部 主任研究員 須田 俊彦 私は弊社入社後、令和元年度から、防災・危機管理教育の課目「防災訓練計画作成」を担任し、全国各地の駐屯地などで教育を実施しました。 かく言う私も、定年退職の4か月前に、平成24年度後期防災・危機管理教育(H24.11.12〜
社会環境の変化と防災
危機管理業務部 主任研究員 廣塚 雅史 平成7年の阪神・淡路大震災を契機に、行政における消防力・防災力の強化と並行して、住民による自主防災組織の育成が防災行政の重要項目に据えられることとなりました。 各自治体においては、阪神・淡路大震災以降の大規模災害
出版書籍「自治体における防災体制整備のノウハウ」のご紹介
企画総務部 この度、弊社が執筆した書籍「自治体における防災体制整備のノウハウ」が出版されました。 本書は、2014年の出版後、多くの自治体等の防災・危機管理担当者の皆様からご好評をいただいていた書籍「大規模災害を迎え撃つために〜自治体における防災体制整
「津波避難訓練」の重要性について
危機管理業務部 シニアアドバイザー 大地 教文 東日本大震災では、津波による被害が非常に多かったという印象を持っている方が多いと思います。 総務省消防庁が発表している東日本大震災の最新報(第156報、平成29年9月8日)における被害状況では、死者19,5
災害大国日本で生き延びるために
危機管理業務部 研究員 安藤 正一 今年の5月中旬に「津波はまた来る」というドキュメンタリー番組が放映されていました。この番組によると、約21,000人の犠牲者を出した1896年の明治三陸津波以降、我が国では100名以上の死者・行方不明者を出した津波が平
柏崎刈羽原子力発電所を見学して感じたこと
危機管理業務部長 澤野 一雄 2018(平成30)年3月下旬、柏崎刈羽原子力発電所と発電所周辺地域の避難所や特別養護老人ホームなどを見学する機会がありました。 今回は、その時に感じたことなどを記載したいと思います。 【 新潟県の柏崎市と刈羽村にまたがっ